シティボーイズ

毎年恒例、春のシティーボーイズ公演。今年は「西瓜割りの棒、あなたたちの春に、桜の下ではじめる準備を」という意味深なタイトル。作・演出はラジカル以来の宮沢章夫氏です。毎回「笑い」の意味を次の次元に更新してきたシティーボーイズですが、今回は宮沢氏の演出によって更にその世界感が鋭利に、深くなっていました。私たちの社会にあきらかに存在しているのにタブーとして無いものとされているもの、なんとなくもやっと感じる権力的なものに対して脱力的な笑いを武器に世に問うような作品になったように感じます。しかし決して小難しいことは無く、笑っているうちに終わっていました。上演後のフリートークエピソードのきたろうさんが初対面の人に失礼なことを言ってしまう(いきなり頭の毛について指摘する、など)話はシティーボーイズの劇中の世界まんまのようで笑えました。また来年も見に行きたいです。